利用者さんの話

昨日は訪問リハビリに行って来ました。
僕の所属は回復期リハビリテーション課ですが、訪問リハビリにも行っています。
昨日訪問した方は入院中の様子も知っている方です。入院中からリハビリテーションに一生懸命で、他の患者さんにも笑顔で声をかけて明るい方でした。

その方が、昨日お話ししてくれたことが印象的でした。

「私は入院中、ものすごくストレスが溜まっていたの。そして、退院してからは今までのように生活できなくて、もっとストレスが溜まると思っていたの。」
「退院して驚いたことが、ストレスを全然感じないの。それは、やりたいことができているからだと思う！右手は使えないけど工夫しながらやりたいことできてるし、意外と何でもできるんだなって自信がついてきた！東京とか行くの余裕だわ！」

このお話は、大阪で行われた音楽ライブから帰って来てしてくれた話です。
この方は本当にリハビリテーションが進んでいると思うんです。
「やりたいことがやれている」、「自信がついてきた」、「新しいハードルも自分で越えていこうとする強さを得た」。これこそ、リハビリテーションだと思っています。